真性包茎には使うことができない
包茎を自分で治すための接着剤タイプの矯正器具は、ネット通販でも購入することができます。
これは、皮を閉じた状態にして側面部分に接着剤を塗り、向いたときにその接着剤で余った皮を固定するという物です。
単に塗るだけで利用できること、値段も安いことなどの特徴を持っています。
皮を接着剤で固定しているとしわができ、それで常時向けた状態にするというのがコンセプトですが、真性包茎の方はこの商品を利用することはできません。
その理由は、真性包茎の方は仮性包茎とは異なり、皮を剥くと痛くなるのでまったく亀頭を露出させられない状態だからです。
接着剤タイプの矯正器具は、自分で皮がむける人を対象として折、真性包茎はこれに適さないことになります。
無理に利用すると傷めてしまう恐れがあるので、真性包茎だと思われる方は利用しないようにしましょう。
そうした方は自分で何とかしようとは思わず、病院で真性包茎手術を受けた方が安全です。
医学的根拠もないのでやはり使うのはやめた方が無難
真性包茎は恥ずかしいと感じる人が多く、そうした人をターゲットに矯正器具は販売されています。
しかし、医療器具ではなく医学的なエビデンスがない商品が多いので、使わない方が安全です。
万が一使って異常が出てからでは遅いので、それならはじめから包茎治療を行っている病院に行く方が良いです。
しかも、真性包茎は仮性包茎と違って亀頭を露出できないものであり、これを無理に剥いた状態にした場合、包皮が傷ついてしまう恐れがあります。
そもそも、こうしたタイプの商品でも説明欄には真性包茎の方は使えないと説明されています。
基本的に真性包茎は外科的な治療を行わないと治らない種類の包茎であるため、治そうと思うなら自分で何とかするという考えは捨てた方が良いです。
クリニックではカウンセリングを通して、その人の状態に応じて最適な手術方法を提案してくれます。
包茎は個人差も大きな問題であるため、気になるなら一度医師に診てもらった方が良いです。
まとめ
市販されている接着剤タイプの矯正器具は手に入りやすく、自分で治してみたいと思ってしまう方も少なくないのが現状です。
しかし、正式な医療器具ではないので包茎を治せるかは疑問ですし、真性包茎の場合は効果を期待することが難しいので、ヘタにやるよりは最初からクリニックを受診した方が治すことに期待が持てます。
クリニックのカウンセリングは無料で相談してから手術を受けるかどうか決められるので、真性包茎で悩んでいる方は活用しましょう。